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2026-09-29 21:00:00

主役の声を引き出す、ステキな♡伴奏|吹田市 音楽教室

 

 

9月の半ば、女声合唱団のコンサートへ行った

 

 IMG_5030.jpeg

 

女声合唱(20名くらい)に、伴奏はピアノ、そしてアコースティックギター

 

初めて聴く組み合わせだった

 

 

 ※ここからはかなり主観強めなので、興味の無い方はスルーしてください

 

 

 

合唱のコンサートだから、もちろん主役は「声」

 

聴いていてものすごく印象に残ったのが、

 

その声を見事に引き立てる(引き出す)伴奏だった

 

 

 

生徒に学校の合唱伴奏を指導する事はあるが

 

合唱団はセミプロ、扱う楽曲もかなり違う

 

そういった合唱曲はほとんどなじみが無い

 

 

 

話はちょっとそれるが、

 

ワタシが大昔、作曲(授業名は創作実技だったと思う)を教わった先生は、主に合唱曲を書く先生だった

 

フレンドリーな先生は、授業が終わるといつも

 

「マクドナルド行こう!」と誘ってくる

 

理由は「自分が食べたい♡」から

 

奢ってはくれたが、1番安いセット以外は絶対に頼ませてくれなかった

 

手が汚れるからと、いつもポテトは入れ物ごと、直接口に運んでいた

 

実は繊細な作曲家の「神経質」な一面だった

 

赤坂のサントリーホールで、先生の指導する合唱団のコンサートへ行った

 

先生から余っていたチケットを貰ったからだと記憶している

 

確か、チケットの代わりに、その頃先生の書いたテキストを購入するのが条件だった

 

なぜなら、先生の印税収入が増えるからw

 

そんなちょっとセコイ先生が

 

え!?こんな立派なホールで、こんなに真面目に指揮してる!?

 

本物の作曲家だったのか

 

と、改めて尊敬したのを覚えている

 

 

 先生から言われた、忘れられない一言がある

 

 「3分以上かかる曲は、作らないで。長い曲は飽きる!」

 

3分以上はご法度とは・・・やっぱりセコい・・・

 

先生の指導の甲斐もあってか、ワタシは短い「あそびうた」作り専門だ

 

 

 

そんなワタシが20歳そこそこに行った、サントリーホール以来の合唱のコンサートに 

 

話をもどそう

 

今回のコンサートを指揮したのがその筋では有名な先生

 

とてもお喋り好きな方で、なかなかステージが始まらないw

 

腰を悪くして、まっすぐ立っていられないとのこと、椅子にちょこんと座って指揮をされていた

 

その背中を見て

 

なんだか、恩師を思い出して、ノスタルジックな気持ちになってしまった♡

 

そんな若い頃の懐かしい空気も感じながら始まったコンサート…

 

 

小難しい合唱曲だけではなく、ポップスも華やかに歌っていた

 

正直言って、そっちの方が100倍印象に残っているし、心に響いた(笑)

 

曲はABBA(アバ)の チキチータ♬

 

まず、ギターソロから始まるという驚き

 

おぉカッコイイ!

 

次にピアノ伴奏とチェンジする形で、いよいよ歌い出し

 

合唱のピアノ伴奏というと、声よりも低い音域で和音を弾いたり

 

歌の隙間を埋めるようにフレーズを入れてくるイメージがある

 

ところが、比較的、声と同じ音域、あるいはそれより高い音域でキラキラと主張強めの分散和音で動くことが多かった

 

なのに、音がぶつからず、とても心地よく聞こえたのには訳があった

  

それは、もう一つの伴奏楽器、アコースティックギターの存在だ

  

弾いているのは、元ベーシストのギタリストという点も影響しているのかもしれない

 

ところどころ、ドゥンドゥンドゥンドゥン!と、力強いベースラインが聴こえると

 

グッとポピュラー感が出る

 

 

 

そして、ギターのタッピングで「バーーン」と鳴るのを合図にサビに入る

 

そこからがもっと、すっごい♡

 

なんせそのギターは、ボディを叩く事で、打楽器にもなる

 

ベースを弾いてきた人だからか、音楽全体を下からグッと支えるような弾き方

 

 

ウーファーやん

 

 

そう感じた

 

女声(ソプラノ・アルト・テノール少数)とピアノだけでは作れない

 

元ベーシストのギタリストが弾く、がっしりとした「バス」が、音楽の土台を支える重低音となっていた

 

ピアノが声と同じ音域で別の動きをしても、喧嘩せず

 

より声を煌めかせて、さらに浮かび上がらせる感覚は

 

このがっしりした、「バス」の存在があったからなんだろうな

 

 

そして、ギターのタッピング奏法によるバッキングが入ると、同時にギターのボディもスネアのように「ダンッ」と鳴る

 

これにより、さらに重低音を感じ、一気にビート感が出る

 

 

「あ、動き出した」

 

 

と、なんというか、会場全体が感じているのがわかる

 

ワタシの後ろの座席で、小難しい(失礼)合唱曲の間じゅう

 

「(声が美し過ぎてね♡)眠なるなー」

 

と喋っていた、合唱メンバーの誰かの旦那さんであろうオジサマたちも(勝手な想像)

 

一瞬で、黙った

 

これだよ、これ!! もう、ワクワクが止まらない!

 

 

伴奏によって、歌が変わる というのか

 

歌い手の声をガンガン引き出すギターとピアノ

 

そして、それを企んだのが、おしゃべり好きな指揮者

 

コーラス、ピアノ、ギター、それぞれが違う役割を持ちながら、調和へ導く

  

その采配は見事だった(めちゃくちゃスゴイ先生に対して上からでスミマセン)

 

 

 

今回のコンサートで感じたのは、

 

ピアノ、ギター、両伴奏者が、

 

主役がもっと主役らしくなるように音を出している ということ

  

主役を食わず

 

声の魅力を最大限に引き出して、

 

声が一番輝くところまで連れていってあげるよ~♪といった感じ

 

 

でも、それだけでは終わらないのだ

 

合唱は静かになり、曲はコーダへと

 

ここからは合唱なしの伴奏だけだ

 

ピアノとギターが自分たちの存在感をこれでもかと示している

 

互いにバリバリにソロを弾いているかのような演奏を同時に!!

 

バトルか?

 

いや、調和している!!

 

本当にきれいでうっとりする♡

 

最高じゃん↑↑↑

 

 

 そう

 

「調和する」ってみんなが同じことをすることではないのよね

 

それぞれが違う役割を持っているからこそ、調和するのだよね

 

 

女声合唱団のコンサートで予期していなかった、アツいステージを観ることが出来て、感無量!!

 

本当に刺激的で、良い勉強になったなぁ

 

 

ワタシも発表会で

 

生徒という主役たちの最大の魅力を引き出せるようにしないとね

 

頑張ります♬